2020年から在宅勤務をする人が一気に増えました。
これまで忙しさゆえに英語の勉強をする時間を捻出するのに苦労していた、そんな人たちにとっては、在宅勤務の利点を利用しない手はありません。
もくじ
通勤時間が浮くだけで英語学習の時間が大きく増える!
日本人の通勤時間は長いと言われています。
首都圏の往復通勤時間の平均は100分程度、と言われていますので、その時間をまるっと別のことに使える、となったらすごく得ですよね。
この100分をそのまま英語学習に充てることができたら、どれほど英語が上達するでしょうか?
また、単純な通勤時間だけではなく、身支度にかかる時間も、外に行くのと自宅で仕事をするのとでは異なるはずです。
特に女性は、メイクやヘアセットの時間を削減するとなると、相当の時間を捻出できることになります。
この点も実に見逃せないメリットです。
在宅勤務ではオンライン英会話の習慣を取り入れやすい
在宅勤務時には、始業前や終業後、あるいは休憩時間にオンライン英会話の練習が可能になります。
始業前のオンライン英会話レッスン
通勤をしている人が、朝、オンライン英会話のレッスンをする場合、当然出社時間やそれにかかる移動の時間から逆算し手予定を組む必要があります。
私の場合は、片道1時間かかっていたので、朝8:30にオフィスに到着するためには、朝7:30に家を出る必要がありました。
よって、こんな生活をしていました
6:00 起床
6:00-6:30 ねぼけているのでウダウダしている時間(①)
6:30-6:55 英会話レッスン
7:00-7:30 朝食と身支度
7:30 出勤
一般的な日本人の会社員の場合、6時間睡眠はリアル平均値だと思いますが、それだと、疲労がたまりやすいですね。
ところがこれが、在宅勤務になると、こう変わるのです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
7:30 起床
7:30-8:00 朝食と身支度
8:00-8:25 英会話レッスン
8:30 始業
起床時間が1時間半後ろ倒しになっても、余裕で朝の英会話レッスンが可能です。
つまり、1時間半睡眠時間を多くとれるのです。
効率的な学習には十分な休息や睡眠も必要ですから、この1時間半は大きいです。
また、通勤をしながら朝のオンライン英会話をやっているときは、慢性睡眠不足だったのか、朝起きてもスッキリせず、上記①のように起きてもねぼけてウダウダしている時間が30分ぐらいありました。これはもったいない時間だったかもしれません。
さらに、在宅勤務になると、身支度といっても顔を洗って髪の毛を軽くとかして、リップクリームを塗る程度ですから、5分もかからず、朝はゆったりと過ごせるようになります。
終業後のオンライン英会話レッスン
平日の夜にオンライン英会話のレッスンを入れる、というのは、なかなかストレスフルなものです。
理由は、仕事で何かしらトラブルが起きてしまえば、予定した時間に退社できず、そしてたいていのオンライン英会話のレッスンは直前でのキャンセルは有料だからです。
よって、オンライン英会話のレッスンを平日の夜に予約している日は、夕方あたりからなんとなくソワソワ・・・、こうして仕事に集中できないのはあまりいいことではありませんね。
もちろん、これまでも予定していた時間にオフィスをでることができず、結局会社の会議室でレッスンを受けざるを得なくなったこともありました。ただ、やはり、予定された場所以外でのレッスン受講は落ち着かなかったです。
その点、在宅勤務なら、数秒で切り替え可能です。
仮に、定時までに仕事が終わらなくてやり残しの仕事があったとしても、一度25分間レッスンのために仕事を中断して、もう一度残業という形で仕事に戻ることも可能です。
このような状況ですので「ストレス」が全く違いますね。
休憩時間のオンライン英会話レッスン
オフィスで仕事をする時は、お昼にランチタイムとして60分ぐらいの休憩が設定されていることがほとんどだと思います。
在宅勤務になった場合は、キッチンが徒歩数秒のところにあるわけですから、朝食の残りをサッと温めていただく、程度でしたら、30分もあればできてしまいます。
このようにした場合、残りの30分は、オンライン英会話のレッスンに充てる、ということも充分可能です。
始業前や終業後の勉強に比べると、若干あわただしいかもしれませんが、時間の有効活用のアイデアの一つではあります。
在宅勤務なら休憩時間にリードアラウドの練習が可能
英語を「話す」ためのトレーニングとして重要なリードアラウド、つまり音読ですが、この練習はなかなか外ではやりにくいものです。
イヤホンをしてしまえば可能な「リスニング」と異なり、英文を口に出してブツブツつぶやく、というのは、オフィスの休憩時間などでは、やはりやりずらいものですよね。
ところが、在宅勤務なら、仕事のちょっとした合間に、「気晴らし」に数パラグラフだけ音読する、といったような練習も可能になります。
スキマ時間の有効活用!の選択肢が一つ広がりますね。
参考
スキマ時間のリードアラウドには、BBCの"6 minute English"なんかがおススメです♪
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