文字での英語のやり取りならなんとかできるのに、瞬発力を必要とされる会話にはどうしてもついていけない・・・、そういう悩みを解決したいなら、私はカランメソッドをおススメしています。
実際私が「しゃべれるようになった」と成果を実感できたのが、このカランメソッドを受講しているときだったからです。
カランメソッドより歴史の新しいDMEメソッドも、ダイレクトメソッド(直接教授法)をベースにしたメソッドである、という理由でおススメしています。
また、カランメソッド(およびDMEメソッド)は、いくつかのオンライン英会話スクールが取り入れており、自宅で誰にも見られることなくサクッと始められることも大きなポイントです!
もくじ
カランメソッド概略
カランメソッドは、上述の通りダイレクトメソッド(直接教授法)をベースにしたもの、つまり、母国語を入れずに英語のみを用いて英語を学ぶという教授法をベースにした、ロビン・カラン氏創始のメソッドです。
具体的にはこんな感じです。
- 講師からの質問へは即座に回答が必須
- 回答はフルセンテンスで言う必要がある
- 回答の中に何かしらの間違いがあれば完璧になるまでやり直し
- レベルはステージ1から12まである
ちなみに「ステージ」ですが、カランのテキストに掲載されている各ステージのレベルとCEFRレベルの紐づけ情報をもとに、さらに、TOEICレベルを紐づけた図をまとめてみました。以下の通りです。
この表で見ると、ステージ6以降だと中級レベル、ステージ10ぐらいまでくると準上級といった感じです。
またCEFRは日本ではあまりなじみが無いかもしれませんが、ヨーロッパ言語共通参照枠といい、ヨーロッパ全体で外国語の学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドラインです。
Wikiペディアに各レベルの概要が載っているので詳しくはそちらをどうぞ。
ヨーロッパ言語共通参照枠(Wikipedia)
なぜカランメソッドを選んだのか?
オンライン英会話では、講師が私にわかりやすいように簡単な語彙を選んでくれたり、ゆっくりしゃべってくれたりします。
そして、私のたどたどしい発信も講師が忍耐強く聞いてくれますので、それはそれで快適なものですね。
さらに、オンライン英会話学習における、フリーカンバセーションでは、講師との相性さえよければ、「とても楽しい時間」を過ごすことができるのです。英語学習においては楽しさというのは、継続のポイントになりますから超重要です。
でも、ふと思ったのです。
- もっと早くうまくなりたい
- フリーカンバセーションとは「別」に会話のトレーニングのようなものがしたい
そう思って調べていくうちに、カランメソッドに行きつきました。
カランメソッドによる具体的な成果
カランメソッドを続けることによる具体的な成果の一つは、英語での会話中聞き返すことが激減したことです。
つまり、リスニング力がアップするのです。
また、会話中言いたいことを瞬時に言えるようになりました。
そしてわかりやすくTOEICのスコアが上がります。
カランメソッド継続で期待できるもの
- リスニング力UP
- スピーキング力UP
- TOEICスコアUP
リスニング力アップ
カランメソッドでは、講師は問答無用で質問を浴びせかけてきます。「あ、ちょっと待って」とかは全然聞いてくれません。
なので、普通のフリーカンバセーションのレッスンを受けるよりは、英語の「音」を聴く量が圧倒的に増えるせいでしょう、リスニング力が飛躍的にアップします。
カランメソッドでは、レッスン中に発せられた英語の音は、すべて自分に向けられているものです。
そうなれば、レッスン中25分間、全神経で英語を理解しようと努めざるを得ません。
こうした姿勢が英語の音に慣れ、英語を英語のまま理解する習慣をつくるようです。
思った通り、ではありますが、英語の会議に出席して、これまで50%しか聞き取れなかったものが、80%ぐらい聞き取れるようになる、ということも経験し、こうしたトレーニングの重要性を実感しました。
即答能力アップ
カランメソッド(またはDMEメソッド)において、生徒が一番期待する成果は、この「即答能力アップ」ではないでしょうか?
実際、カランメソッドを続けていく中で、"Well…"とか沈黙をする時間が激減しました。
普通に考えても、ビジネスの場で3秒以上沈黙するのはマナー違反ですし、仕事で英語を使うのであれば、相手から何かを問われて3秒以上沈黙していたのでは、退場のレッドカードをくらうだけでしょう。
トレーニングを地道に続けているだけで、そういう基本的なビジネススキルも磨かれる、と考えたら、少しお得な感じもしました。
TOEICスコアアップ
TOEICのスコアアップもカランを地道に続けることで叶います。
私の場合は、カランメソッドのステージ3を始めた時はTOEICスコアが650点でした。
(※私は最初QQ Englishでステージ3から開始しました)
それから毎日月曜日~金曜日までの週5日、朝出社前に25分のカランレッスンを受け、約1年後の、ステージ8をやっているあたりで、TOEICを受けてみたところ、785点になりました。
忙しい合間を縫ってカランメソッドを主軸に勉強して、特にTOEIC向けの準備はせずに135点UPです。
このように着実に実力をあげられる、それがカランメソッドです。
まとめ・コツコツ継続で成果がハッキリ見える!
コツコツ継続していくと、あるところから成果がはっきり見えてくるのがカランメソッドの特徴です。
私は「しゃべれるようになりたい」という人にはおススメしています。
-
カランメソッド対応のオンライン英会話スクール3選
※当ページのリンクには広告が含まれています。 カランメソッドを採用しているオンライン英会話スクールは、有名どころでは・・・ QQEnglish、イングリッシュベル、ネイティブキャンプ の3つです。 ほ ...
続きを見る