これまでたくさんのオンライン英会話サービス利用してきましたが、比較的長い期間続けているサービスのうちの一つが英会話のENGLISH BELLです。
もしかしたら、オンライン英会話サービスとしてはマイナーかもしれません。
そして、カランメソッドが受講できるオンライン英会話サービスとしても、選択する人は多くないかもしれません。
しかし、あえてこのサービスを選択する理由があります。
イングリッシュベルってどんなサービス?
イングリッシュベルとは、簡単に言うと、フィリピン人講師によるオンライン英会話レッスンサービスです。
冒頭で述べたように、カランメソッドのクラスも開講しています。
講師のマナーが非常に良い
このサービスの特徴を一言でいうと、講師のマナーが非常にいいことです。
原則、オフィスからのレッスン提供(※1)、ということも理由の一つだと思いますが、すべての講師は常に感じの良い態度で生徒に接する、ということが徹底されている印象です。
(※1:Covid-19をきっかけに、ごく一部の講師が自宅からのレッスン提供をしていますが、その数は多くありません)
24時間OPEN(だが深夜のコマ数は少ない)
24時間OPENなので、特に忙しい人にはうってつけのオンライン英会話サービスです。
ただ、フィリピンのセブ島からのサービス提供ですので、日本との時差は1時間です(日本が進んでいます)。
イングリッシュベルは24時間OPENのオンライン英会話サービスですが、試しに、レッスン時間を01:00-05:00(セブ島時間00:00-04:00)で検索すると、ゼロ件、もしくは数人しか出てこない場合が多いです。
よって、実質早朝05:00から深夜の01:00ぐらいまでなら、それなりの数の講師がレッスンを開けている、と考えていたほうが良いかもしれません。
予約はレッスン開始の5分前までOK
毎週一定量のレッスンをしたい、でも、曜日や時間を決めることができない、ということありませんか?
また、ふと空いた時間を活用したくなる時ありませんか?
そんな時、イングリッシュベルなら、5分前までレッスン予約が可能です。
私が、イングリッシュベルを長く利用しているのは、「直前5分前までの予約ができる」という点も大きな理由になっています。
インターネット回線が安定している
講師宅からのレッスン提供の場合、インターネット回線が不安定になったりするケース、私もこれまで何度も体験してきました。
もちろん、ほとんどのオンライン英会話サービスの提供会社は、インターネット回線の問題によって十分な品質の授業が提供できない場合は、返金等に応じてくれるのですが、忙しい人にとっては、そのようなやり取りすら面倒・・・ってことありますよね。
その点、イングリッシュベルは、安定したインターネット回線のあるオフィスからのレッスン提供ですので、これまで音声や画像が途切れる、等の問題が起きたことはありません。
40日有効のチケットを都度購入なら無駄が無い
イングリッシュベルには、毎月自動更新される「月額制」ももちろんありますが、「都度」購入できるチケットも存在しています。
そして、そのチケットは5枚以上から購入可能で、しかも有効期限は40日です。
いくら毎日継続して英語の練習をするのが必要だ、といっても、忙しくて数週間単位で時間が取れない、という時もあります。
そういう時に、月額制だと「今月はいくらぶんのチケットを無駄にした!」というストレスが発生することがあります。
それは、お金を損するというデメリットもありますが、気持ちをそこに引っ張られてしまう、という時間の無駄でもあるんですよね。
ミニマムなプラン
レッスン時間が取れるかどうかの確証がない時には、
「その都度購入・月5回プラン」税込み4,290円(1レッスンあたり税込み858円)
を使います。
タップリなプラン
比較的時間が取れそうなときには、
「その都度購入・月20回プラン」税込み10,780円(1レッスンあたり税込み539円)
を買っています。
便利な「その都度購入プラン」
「その都度購入プラン」の詳細は以下の通り、いずれも40日間有効です。
回数/月 | 価格(税込み) | 1回あたりの価格(税込み) |
5回 | 4,290円 | 858円 |
10回 | 7,040円 | 704円 |
20回 | 10,780円 | 539円 |
40回 | 19,690円 | 492円 |
そして、また、レッスンが受けられるようになったらチケットを購入すればいいだけなので、面倒が一切ありません。
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DMEまたはカランメソッドがおススメ
イングリッシュベルには、さまざまなクラスがありますが、DMEまたはカランメソッドを受けることを強くお勧めします。
また、イングリッシュベルのホームページを見ていただくとわかりますが、トップページに「DME」と「カラン」を強調して表示しています。
つまり、このオンライン英会話サービスのイチオシが「DME」と「カラン」である、ということです。
カランメソッド
まず、カランメソッドとは、イギリス生まれのダイレクトメソッド(直接教授法)で、「4倍のスピードで英語を習得」できる、とされているメソッドです。
具体的には、講師が2回質問を繰り返し、生徒は「フルセンテンス」で即答する、ということをひたすら繰り返します。
間違えたら講師が答えを言ってくれるので、それを真似て、「フルセンテンス」で言い切れるまで何度もやり直します。
この訓練は、自然と口から英語が出てくるようになるためのものです。
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カランメソッドで「話せない」から「話せる」へ!
※当ページのリンクには広告が含まれています。 カランメソッドは、ロビン・カラン氏が創設した、母国語を入れずに英語のみを用いて英語を学ぶというメソッドで、通常のレッスンの4倍の速さで英語が習得できる、と ...
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ちなみに、カランメソッドといえば、QQ Englishですが、イングリッシュベルのカランメソッドはQQ Englishに比べると、少し緩くなっています。
例えば、回答した英文が、一字一句模範の回答と同じでなくても許してもらえる、等です。
おそらくは、次に紹介するDMEメソッドが、カランメソッドに比べると自由度が高いため、そちらの標準に合わせているから、だと思われます。
この辺りは好みだと思うのですが、私は、「正しい英語であれば、模範解答と異なっていても良い」というスタイルに賛成なので、この自由度の高さは心地よいです。
DMEメソッド
そして、DMEメソッドは、同じくダイレクトメソッド(直接教授法)をもとにつくられており、カランメソッドよりも歴史が新しいものです。
かつ3-4年に一度程度のペースで新しいエディションに進化するので、常に新しいタイムリーな話題をもとにレッスンができる、というものです。
以前、講師に「DMEとカランはどっちをやればいいの?」と聞いたことがあるのですが、「正直どっちでもいい」という回答でした。
しいて言うならば、以前からカランメソッドに取り組んでいるならばカランをやればいいし、まったくゼロからはじめるのであればDMEのほうが「今風の言い方」も入っているのでそれを選ぶのもヨシ!ということでした。
イングリッシュベルの正直ココがビミョー!
どんなサービスにも、「ちょっとビミョー」と思える部分はあるものです。
これまで利用してきた中でこれはちょっとビミョーかな?と思える部分をまとめてみました。
経験の浅い講師だと質問に即時に答えられないことも
経験の浅い講師の場合、質問をした時にその場で的確にこたえられないこともあります。
ただ、「今はうまく説明できないので、後で調べてチャットボックスにメッセージを送る」と、後でかならずメッセージを送信してくれます。
逆にマニュアルの存在しているDMEやカランメソッドでは、生徒が質問をする機会は多くないので、このようなデメリットは感じられません。
英国・米国との発音の違い
私はそれほど気になりませんが、やはり発音は「フィリピンの英語」です。
癖があると言えば癖があるので、そこは場合によってはデメリットになるかもしれません。
自宅からレッスンを提供している講師は回線が不安定なことも
これまで講師の全員がオフィスからのレッスン提供でしたが、Covid-19をきっかけに、自宅からレッスンを提供している講師も出てきました。
私も自宅からレッスン提供している講師のレッスンを受けましたが、インターネット回線が安定せず、途中で音声が途切れてしまう、ということが何度かありました。
もしこれを回避したいのであれば、レッスン予約時に「自宅からレッスンを提供している講師」を避ける必要があります。
逆に言うと、オフィスからレッスンを提供している講師を選べば、回線不安定の問題は発生しません。
講師を選ぶ際に、プロフィール写真に「おうち」マークがついている講師は、自宅からのレッスン提供です。
まとめ・イングリッシュベルは安くないがコスパが良い
私は、間隔をあけることもありますが、2014年から定期的にイングリッシュベルを使い続けています。
理由は、やはりコストパフォーマンスに優れているからにほかなりません。
確かに、フィリピン英会話の中では、安いほうではありません。
しかし、格安のフィリピン人講師によるオンライン英会話サービスの場合、講師の質やサービスレベルの点で、ストレスを感じることも時々あるので、そうしたストレスを回避できるという観点から、「中くらい」の価格帯であるイングリッシュベルのサービスは、コストパフォーマンスが良いと判断しています。
DMEもしくはカランメソッドが受けられて、講師の質がある程度整っている
このイングリッシュベルの強みは、DMEもしくはカランメソッドが受講でき、かつ、講師の質がある程度整っていることです。
なお、イングリッシュベルでは無料体験レッスンとして、1回目はレベルテスト、2回目は好きなクラスを選んで受講することができます。
まずは、品質を確かめてみることをおススメします。
Let's go!