スタディサプリを始める前の私は、オンライン英会話中心に英語の勉強をしてきました。
私の英語の学習は、まず「当たって砕けろ」というスタイルだったので、実践で話してみてうまくいかないことがあればそれを分析してPDCAを回していく、というやり方でした。
そう、とにかく英語を話さざるを得ない環境を作ることに専心していたのです。
そういうわけなので、参考書や、アプリを使っての学習については、あまり積極的に検討してきませんでした。
この記事では、そんな私が、英語学習アプリであるスタディサプリENGLISH TOEIC対策を始めたいきさつについて紹介します。
結論から言うと、「英語できているつもり」だった自分にとっては、基礎固めにピッタリな神アプリでした。
大事なことなのでもう一度言わせてください。
私のスタディサプリENGLISH学習状況
毎日45分を目標に、日々学習しています。
2024年11月時点での学習状況です。
もくじ
キッカケはTOEICスコアの伸び悩み
2018年にTOEIC800点を達成してからは、TOEIC900を目指していました。
理由は、「どれぐらい英語ができるのか?」ということを客観的に証明する必要が出たときに、なんだかんだいってTOEICのスコアを答えるのが、一番説得力があるからです。
だから、TOEICのスコアは取っておきたい、のです。
しかし、TOEICのスコアを取りたい一方で、TOEICのための勉強はしていませんでした。
英語学習の目標は「英語で情報を収集すること」および「英語でコミュニケーションをすること」ですので、「TOEICのための勉強」はあえてする必要はないと考え、TOEIC参考書の類は一切やったことがなかったのです。
このように、オンライン英会話での会話練習や、BBC無料教材でのリーディングやリスニングは続けていたものの、どうもTOEICのスコアが伸びない・・・なにか対策を立てたほうがいいかも、そう考えていた時に目に留まったのがスタディサプリENGLISH TOEIC対策でした。
「神アプリ」ね、なにを大げさな!と思っていました。
スタディサプリENGLISH TOEIC対策のCMには「神アプリ」の文字が神々しく踊ります。
英語学習界隈のみなさんは頻繁に目にしているのではないでしょうか?
正直、「なにを大げさな」と思っていましたし「TOEIC対策にスタディサプリなんて効果ないでしょ」ぐらいに思っていました。(すみません、食わず嫌いでした。)
ただ、ある時、試用期間が7日間あることに気が付いたのです。
と、持ち前の好奇心がむくむく湧いてきました。
紙の書籍はイマドキの学習スタイルに合っていない
「神」の話が出た次に「紙」の話で恐縮ですが、TOEIC専用の対策を立てようとしたときに、最初に考えるのが、参考書や問題集を使った学習かと思います。
しかし、TOEIC関連の書籍だけで数えきれないほどの本が出版されているため、正直どれを選べばいいのかさっぱりわかりません。
また、有識者(?)によると公式の問題集を使った学習が推奨されていますが、書店で見たところ、「家庭画報」も真っ青なほどずっしりと重たい書籍です。
いやいや、こんなバカでかい紙の書籍で勉強とかありえないし・・・・
というのが正直なところ。
では、電子書籍ならいいのか?、というとそういうわけでもないのです。
ただ「読む」だけの本なら電子書籍でいいのですが、英語学習書籍ともなればそういうわけにはいきません。
つまり、不慣れな単語にマークを付けたいというニーズもありますし、問題集なら正解できた問題と不正解だった問題にそれぞれマークを付けたいのです。
繰り返し同じ問題を解いた場合には、学習した日付の記録なんかも付けたいわけです。
そういったニーズには、電子書籍でもうまく応えられません。
そう、TOEIC対策って結局、「問題」を解いて、どの問題が不正解だったのか?そして不正解だったのは何が原因なのか?を記録し、その対策を立てていくこと、なのですよね。
そういうことは、紙の本でもやりにくいし、電子書籍でも解決しない、のです。
イマドキのTOEIC対策ならテクノロジーに頼っちゃえ!
ずっしりとした重たい紙の公式問題集を開いて、リスニングの問題を解くときには、PCかスマホで音声を鳴らして・・・とか、そういう勉強方法は、考えただけで面倒くさい!と感じました。
この時代、ITの技術が発達していますし、絶対にスマートなやり方があるはずなんです。
- PCもしくはスマホで、すべての出題と回答ができる機能
- 問題を解いたら正解・不正解を記録する機能
- 単語ドリル機能
上記のような機能がコンパクトにギュっと1個にまとまったサービスは、いまのテクノロジーをもってすれば作れるはずだ!と思いました。
そんなときに、ふと、「神アプリ」というあの神々しい青い広告を思い出して、「とりあえずどんなものか見てみるか」と思ったわけなのです。
実践問題集20回分が詰まっている!
実践問題集とは、文字通り、TOEICのPart1からPart7までの模試に相当する問題です。
スタディサプリENGLISH TOEIC対策には、「本番相当の問題」が20回分詰まっています。
しかし、TOEIC本番のように、リスニング45分&リーディング75分を終えないと、答え合わせができないわけではなく、1問ごとの答え合わせが即時にできます!
この点も、せっかちで結論を早く知りたい私にはピッタリでした。
スキマ時間にサクッと1問解いて、解説を読む、なんてこともできてしまいます。
うわっ!これ便利、IT万歳!というのが第一印象でした。
しかも、学習時間が記録され、回答の正否も記録されますから、自分の理解度が可視化できます。
問題演習のほかに講義動画・単語チェック・ディクテーション・シャドーイングまでできる
PCやアプリ一つで、問題を解いて、1問ごとに正解を確認できる、というだけでも大変便利だと感じたのですが、他にも便利な機能が付いていました。
これは、想定外でした。
こんな機能も!
- 講義動画(一つ一つが短くてコンパクト!)
- 単語・イディオムチェック
- ディクテーション
- シャドーイング
講義動画
なんと、予備校のような講義動画がついています。
この講義動画の講師は、関正生(@sekimasao)先生というTOEICで満点を取り続けている有名な先生のようです。
それも、それぞれの講義は5分前後という短さ。
忙しい人がサクッと勉強できるようにうまく考えられているとしか言いようがありません。
関先生の講義も、要点のみサクッと的確に語られていて無駄がありません。
素直に、すごい!です。
単語・イディオムチェック
また、「単語・イディオムチェック」の機能も便利です。
iKnowやDuolingoをやったことがある方ならわかると思いますが、あんな感じで、「英単語」と「その意味の選択肢が4つ」面上に表示されます。
そして、選択肢から時間内に英単語の意味を選択する、というトレーニングです。
制限時間があり、推奨は脊髄反射的に英単語の意味を答えること!のようです。
ゲームみたいな感覚です。
ほぼ「息抜き」みたいにして、遊んでやる、ぐらいでもいいのではないでしょうか。(というか私はそうして使っています)
各トレーニングにおける演習問題に登場してきた重要な語彙が「単語・イディオムチェック」の中に入っているという構成なので、完全に演習問題の復習です。
ちなみに回答を間違えると、間違えた単語に印がつくので、あとでまとめて印のついた単語だけ復習することも可能になっています。
ディクテーション
まさか、TOEIC対策のアプリにディクテーション機能があるとは思ってもみませんでした。
これが思いのほか、良い機能でした。
リスニングの問題を解いた後に、「リスニング問題に出てきた英文」をそのままディクテーションできるようになっています。
なんとなく意味はとれたけれど、細かいところは聞き取れていない、なんてこともよくありますが、ディクテーションをやることで、そうしたあいまいに聞き取っていたところを明確にすることができます。
ちなみに、スマホやタブレットでもできますが、私はキーボードのほうが入力しやすいので、ディクテーションだけはPCでやっています。
これまで、ディクテーションの必要性は感じてはいたものの、流れる音源をフレーズごとに止めたり、正解をテキストで確認したり・・・・と、面倒なので実践はしてきませんでした。
ところが、このようにディクテーション練習機能として提供されれば、間違っていればその場でブブー!と警告音が鳴りますし、合っていればピローン!と正解音が鳴るので、練習もサクサクできてしまいます。
シャドーイング
ディクテーションと同じく、演習問題に出てきた英文がそのままシャドーイング練習に使われます。
声を出せる場合は、流れてきた英文を自分が追いかけて発声したものを録音して後で聞き返すこともできます。
このシャドーイングも、ポッドキャスト等を使ってもできますが、テキストと音源の両方を用意して、適宜テキストで確認して・・・という面倒な工程が入るゆえ、なかなか続けられません。
しかし、アプリでサクッと音源が流れ、それに続いてシャドーイングするなら、面倒が一切ないのです。
この機能も、地味に使える!と思いました。
在宅勤務の人なら仕事の休憩時間に「10分間だけシャドーイング」とかもできちゃいます。
それが積み重なれば、かなりの時間をアウトプットに費やせることになりますよね。
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スキマ時間を積み上げても結構な学習時間になる
もう一つ、ITの恩恵だな、と思わされる点があります。
それは、学習時間が正確に記録されている点です。
仕事の合間にちょっと1問解いてみた、とか、ランチの後に単語・イディオムのおさらいをしておいた、といったちょこちょことしたスキマ時間に学習したものも、合わせると1日30分とかになっているのです。
チリも積もれば山になる、って本当なんですね。
「あれ?私こんなに勉強していたんだ!」とわかると、がぜんやる気が出てきませんか?
私は出てきました。
私が、7日の試用期間を終えても継続しようと思った理由の一つが、この総学習時間を積み上げたい!という欲求でした。
幅広いレベルの人におススメできる
スタディサプリTOEICは、かなり幅広いレベルの人におススメできると思います。
英語ビギナーの人から、上級者まで、おススメできます。
ただ、TOEICの演習問題を解くことが、勉強の「要」になるので、まったく英語がわからない、というレベルの人にだけはおススメできないかもしれません。
しかし、TOEIC500点に満たない人から、900点越えを目指している人まで、かなり幅広の人が役に立てることができるアプリだと思います。
TOEICの勉強だけれど英語力UPの勉強でもある
よく巷で言われるのは、「TOEICの点数が高くても英語が喋れない奴はたくさんいる、だからTOEICなんて意味がない」ということですが、このスタディサプリによるTOEIC対策は、確かにTOEIC対策ではあるものの、同時に英語の「理解力」をUPさせることが可能です。
つまり、聞く力と読む力を、伸ばすことが可能です。
地味に演習問題を解き続けることで、耳が慣れ、目が慣れてきますからね。
継続は力なり、です。
まとめ・身の回りをシンプルに保ちながら必要な学習が全部できる
重たい公式問題集を持つこともなく、身の回りをシンプルに保ちながら、スマホ一つで、あるいはPC一つで、TOEIC対策に必要な学習が全部網羅できます。
このシンプルさがたまりません!
無料のサービスも良いですが、やはり有料のサービスはそれなりのクオリティで価値があるものでした。
TOEIC対策がある程度こなせたところで、スタディサプリENGLISH ビジネス英語コースのほうにもチャレンジしてみる価値もありますね!
テクノロジー万歳!
お試しはこちらから
スタディサプリENGLISH TOEIC対策
無料の試用期間はたっぷり7日間あります。
月額3,278円(税込)ですが、6か月または12か月分の一括払いや、各種キャンペーンを組み合わせることでお得に始めることができます。
その他のスタディサプリENGLISHのコースと、費用については下記のとおりです。
コース | 月額 | 6か月パック | 12か月パック |
スタディサプリENGLISH TOEIC対策 | 3,278円 | 18,348円 (3,058円/月) |
32,736円 (2,728円/月) |
スタディサプリENGLISH ビジネス英語 | 3,278円 | 18,348円 (3,058円/月) |
32,736円 (2,728円/月) |
スタディサプENGLISH 新日常英会話コース | 2,178円 | 11,748円 (1,958円/月) |
20,856円 (1,738円/月) |
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