もくじ
ビジネスで使える英語を身につけたいと思ったときに、「ネイティブに習うべきか?」と迷ったことがある人も多いのではないでしょうか?
もちろん、「ネイティブだからわかること」や「ネイティブにしか教えられないこと」もあります。
どんなシーンで英語を必要とするかを考えよう
一口に「ビジネスで使える英語」といっても、もう少し具体的にゴールを掘り下げる必要があります。
仮に、英語圏の国の商習慣を知りたいというニーズがあったり、英語圏の国の人がどのように考え、どのように仕事を進めるのかを知りたいのであれば、それぞれの国のネイティブスピーカーからビジネス英語を習う必要があるでしょう。
例えば、以下のようなケースが考えられます。
- イギリスの会社と商談を始める予定があるので、イギリス人講師から英語を習いたい。
- オーストラリア人が業務パートナーになる予定なので、オーストラリア人講師から英語を習いたい。
ビジネスの場で英語を話す人の8割が非ネイティブ
ビジネスで通用する英語を身につけたいというニーズであるならば、必ずしもネイティブに英語を教わる必要がないという理由は簡単です。
それは・・・
ビジネスの場で英語を話す人の8割近くが非ネイティブだからです。
https://hbr.org/2012/05/global-business-speaks-english
人口 約17.5億人が 英語話者 その約78%が非ネイティブという事実
むしろ、ビジネスの場においては「ネイティブにしかわからないような言い回し」などは避けられる傾向があり、シンプルで分かりやすい英語が求められます。
そう、ビジネスの現場においては、英語はシンプルで、わかりやすいことが正義なのです。
ちなみに、このことは、私たちの母国語である日本語でビジネスをする場合も、実は同じなのですよね。
日本は、単一民族で、似たようなバックグラウンドを共有する「ハイコンテクスト文化」の国であるせいか、ビジネスの場においても論理的に構造的にわかりやすく伝える、と意識していないビジネスパーソンも一定数います。
しかしビジネスにおいては、日本語であっても、回りくどい言い回しや難解な語彙を避け、端的にわかりやすく伝えることがベストなわけです。
ビジネス英語を学ぶ、ということは、こうしたビジネスにおけるコミュニケーションの本質も学ぶことができます。
話をビジネス英語の学習に戻しますが、シンプルで明確、論理的でかつ構造的なわかりやすい英語を身につけるためには、必ずしもネイティブに教わる必要はないのです。
例えば、詩的な言い回しや、ネイティブにしかわからないような言い回しを好むネイティブに習うよりは、むしろ、ビジネスの場で百戦錬磨したような非ネイティブに習ったほうが、有益なのです。
近道、と言っていいでしょう。
非ネイティブからビジネス英語を学ぶメリットがある!
あえて、非ネイティブからビジネス英語を学ぶメリットというと、まずコスト面を挙げる人が多いかと思います。
確かに、コストも英語学習においては重要な側面ですので、無視はできないでしょう。
しかし、コストよりも、もっと大きなメリットがあります。
それは、「非ネイティブ」としての立場が理解できるということです。
そう、「非ネイティブ」である私たち日本人が英語学習において何につまづきやすいのかを知っていたり、ビジネスにおいてどんな間違いをおかしやすいのか、ということを指南できるのが、非ネイティブ講師なのです。
おすすめは非ネイティブとネイティブの両方に習うこと
時間的余裕や、金銭的余裕がある場合に限りますが、一番のおすすめは非ネイティブとネイティブの両方に習うことです。
ネイティブから英語を習うメリットとしては、「洗練されたかっこいい英語」が学べることです。
「流暢なかっこいい英語を話す自分」に少しでも近づいた実感があれば、テンション上がりますしね。
ネイティブとのビジネス英語レッスンについては、以下の記事も参考にしてください。 ビジネスで使われている英語の8割は、非ネイティブによる英語、というのは周知の事実です。 よって、ビジネス英会話を練習するのに、講師は必ずしもネイティブ講師である必要はありません。 しかし、ネイティブに ... 続きを見る
ビジネス英会話をネイティブと週に数回レッスンをしたいならEFイングリッシュライブ
まとめ
ビジネス英語を学ぶにあたっては、自分のゴールをなんとなくでもいいので、描いてみることが必要です。
それによって、ネイティブに習ったほうがいいのか、非ネイティブから習ったほうが効率がいいのかわかってきます。
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ビジネスのための英語を勉強する人は、いうまでもありませんが「忙しい」はずです。 そういう忙しい人にとって必要なのは「ゆるいレッスン」ではなく「厳しいレッスン」である、というのは自明のことでしょう。 ま ...
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