日本語教員の国家資格化という大きな転換期の真っただ中ですが、実は、2025年4月から、私は大手前大学通信教育部の「科目等履修生」として日本語教育を学んでいます。
そうです、国家資格である「登録日本語教員」を取得するためです。
この資格を取得するルートはいくつかあるのですが、私は「大学での単位取得」と「市販の書籍」で、目指すことにしました。
2026年、または2027年の合格を目指しています。
もくじ
私の立ち位置:最短ルートを走るための「属性」
国家資格「登録日本語教員」への道は、これまでの経歴によって大きく異なります。
まずは、私の属性を整理しました。
1. すでに「大卒(学士)」であるということ
この資格を取得するには学士以上の学位が必須ですが、私は既卒のため、あとは「日本語教育の単位」と「試験合格」を揃えることが必要になります。
2. 大手前大学(通信)での科目等履修生として単位を取得
現在、大手前大学の通信教育部で科目等履修生として単位を積み上げています。
2026年度中には教育実習を含む全単位を修了予定です。
これにより、国家試験の「基礎試験」が免除される見込み(養成機関ルート)となっています。
学習の柱:大学の「アカデミック」な学び× 書籍で試験対策
大学の授業は非常に質が高く、日本語教育の背景にある理論を深く学べます。
しかし、国家試験、特に私が挑む「応用試験」を突破するには、試験特有のテクニックも必要です。
1. 大学の講義を「理論の土台」にする
大学での学びは、単なる暗記ではなく「なぜそうなるのか」という本質を教えてくれます。
このアカデミックな理解こそが、応用試験で問われる現場判断力の根底になると信じています。
2. 独学を支える「厳選した4冊」の武器
高額な教材は買わず、試験対策のための4冊の書籍を揃えました。
**『完全攻略ガイド』**で大学の知識を試験用に再編する
**『応用試験対策』**で試験の型を知る
**『読解500問』**で処理スピードを上げる
**『対策用語集』**で隙間時間に定義を定着させる
2026年11月、合格へのロードマップ
試験合格は、2026年または2027年を目標としていますが、早く取得できるにこしたことはありません。
2026年を目指すとすると、試験本番までの約11ヶ月。
モチベーションを維持し、確実に合格を掴むためのスケジュールを考えました。
1. 試験対策を最優先にする学習順序
まずは大学の単位を確実に取得しつつ、並行して「応用試験」の形式に慣れることを優先します。
2026年11月の試験を「単位取得見込み」の状態で受験し、最短での合格を目指します。
2. ブログを通じたアウトプットの継続
独学の最大の敵は孤独です。
このブログで、学んだことや模試の結果、試行錯誤の過程を発信することで、自分自身に「合格しなければいけない理由」を作り、同時に同じ道を目指す方への情報共有を行っていきます。
おわりに
「資格を取ること」はゴールではなく、日本語教員としてのスタートラインに立つための準備です。
余計なコストはかけず、しかし知的な努力は惜しみません。
良い報告ができるように今日から一歩ずつ進んでいきます。